妊娠中は虫歯にかかりやすい? 投稿日:2014年5月16日 カテゴリ:スタッフブログ こんにちは(^_^) 海星会スタッフです。 「妊娠中は虫歯にかかりやすい」 こんな話を聞いたことはありませんか? これは、一見ありそうに思える話ですが、全くの俗説にすぎません。 一度作られたカルシウムや、その他の成分が、母親の歯から溶け出ていくことはありません。 つわりの影響で歯磨きがおろそかになったり、嗜好が変化することでむし歯が急に悪化することはあるようです。 また、妊娠中はホルモンバランスの変化などにより、“妊娠性歯肉炎”という歯茎の炎症や、“妊娠性エプーリス”という歯茎のできものができることがあります。 ただ、赤ちゃんの骨はもちろん、歯の芽とも言うべきものが作られる時期なので、食べたカルシウムは、胎盤経由で赤ちゃんに届けられます。 いずれにせよ、むし歯を赤ちゃんのせいにするのは、赤ちゃんに気の毒な話ですね。 ■ 他の記事を読む■ « 世界の歯科事情 歯にまつわる言い伝え »